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猫のHowto

猫に首輪をするべきかどうか?

更新日:

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イラストやマンガで描かれる猫には首輪がしてあり、その首輪には鈴が付いていたりするのが定番です。例えばサザエさんのタマや、ドラえもんなどメジャーな猫キャラなどには必ず首輪がしてあります。

しかし、日本のキャラクター猫が首輪をしているのに対して、海外の有名な猫のキャラクターであるTom & JerryのTomやFelixなどは首輪をしていません。

そんなわけで、猫に首輪をすべきか、しない方が良いのかについて考えてみたいと思います。

猫に首輪をするメリット

迷子になった時の目印や連絡先

猫に首輪をしておくと良い点で真っ先に考えられるのが、万が一猫が迷子になったり、行方不明になった場合に、首輪に連絡先などが書かれていると保護された際に再会できる可能性が高いのと、首輪をしていることで、野良猫ではなく飼い猫という認識ができるため、役所などで処分されるのを避けられるかもしれない点。
また、猫の捜索願いを出す際にも、首輪も目立つ特徴として挙げられるので、発見される可能背が高くなると言えると思います。

猫がオシャレになる

飼い主の自己満足の部分も大きいですが、猫に首輪は猫の可愛らしさを引き立てる最高のアイテムかもしれません。

猫に首輪をするデメリット

嫌がる猫もいる

すんなりと首輪をさせてくれる猫もいますが、まったく首輪を受け付けない猫の方が多いかもしれません。嫌がる猫には無理に付けないようにしてあげた方が良いと思います。大概の猫は最初は気にしつつもそのうち慣れてしまうパターンが多いようです。

事故の危険性

適当なヒモなどを首輪にしてしまうと、何かに引っかかった際に首が絞まってしまう、いわゆる首つりなどの事故が起きることもあるようです。特に猫は狭い場所を通り抜ける習性があるため、首輪が引っかかってしまう首つりなどの事故が起きやすいと考えられます。また、首輪を外そうとしてアゴに引っかかってしまったり(猿ぐつわ)、足が抜けなくなってしまったり(タスキ掛け)の事故も良くあるようです。
事故を回避するためには、引っかかった際などにすぐに外れるような構造の首輪を選んだ方が良いと思います。

猫に首輪を付ける際の注意点

キツすぎず、緩すぎず

猫にとって、首輪がキツければ、首が締め付けられて苦しい思いをしますし、緩いと、足を突っ込んだりして抜けなくなったり、アゴに引っかかって取れなくなるなどの事故が考えられます。
指が1〜2本程度入るくらいの状態がベストで、サイズを時々確認してあげる必要があります。

すぐに外れるものを選ぶ

首輪が引っかかってしまう事故は珍しくはないので、引っかかった際にすぐに外れるような構造のモノや伸びる安全な首輪を選択するのが良いと思います。この他、迷子になると食事が今まで通りに摂れなくなることから、痩せてしまい、首輪が緩くなった際に足を突っ込んでタスキのようになってしまうこともあります。この場合もすぐに外れる構造の首輪であれば助かるはずです。

嫌がる猫には無理して付けない

人間がよかれと思ってしたことでも、猫にとっては大変ストレスになることもあります。首輪を付けようとして猫が嫌がるようであれば、無理に付けないようにしましょう。

子猫の時は首輪をしない

猫に首輪を慣れさせる為には、猫が小さいうちから首輪をしておくのが良いと考えてしまいますが、万が一、行方不明になった場合、猫が成長するに従って首が締め付けられるようになり、事故につながります。子猫のうちは首輪をしない方が無難です。

鈴付きの首輪について

猫の首輪と言えば、飾りとして鈴付きのものをイメージする人も多いかもしれません。猫が歩く度にチリンチリンと音が出るので、隠れている猫を見つけるのにも便利、などの意見もありますが、故事的には猫に音の出るものを身につけさせるというのは、猫にとって非常にストレスになると思うので絶対に付けません。
自分で考えても、自分が歩く度に何か音がするとなると、非常にストレスなはずですから、日頃から狩猟の為に身を隠したり、静かに歩いたりするような猫がストレスを感じないはずが無いと思うのです。
しかし残念ながら売られている猫の首輪には何故か鈴付きのものがほとんど。外せば良い話ではありますが・・・

猫に首輪のまとめ

昔の本などをを読むと、どちらかと言えば、猫に首輪を付けるのは推奨されているものが多い気がしますが、事故なども少なからず起きるため、家猫では首輪をしない、外猫も極力しない方が良いというような考え方が今では広がりつつあるようです。

ちょっと痛ましいので閲覧注意にはなりますが「猫 首輪 事故」などで検索すると首輪がどのような事故につながるかが解るかと思います。

ネットを検索しても、猫に首輪をしておいた方が良いという意見と、首輪はしてはいけないという意見が半々のような気がします。個人的には事故等が恐いですし、何よりも猫がストレスを感じてしまうのが辛いと思うので、猫に首輪はしない派です。

しかしながら、迷子になった時に、首輪の有無は保護された時に無事に戻ってくるかどうかにも大きく関係するので、心情としては付けておきたい気もします。最近では、事故防止を意識した安全な首輪も販売されていたりするので、どうしても猫に首輪を付けたい人は、そのような首輪を選択するのが良いと思います。

鈴付きなのが残念ですが・・・外せば良いかな。

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