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猫の特徴

猫ってあんまり視力が良くないらしい猫の目のこと

更新日:

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猫の視力

猫の視力は人間の1/10程度

猫の視力は人間の約1/10程度と言われていて、人間の感覚からすれば、かなり目が悪いのが普通。

人間の視力も、居住している場所によって随分違っていてるようですが、日本人の場合だと、平均が0.6程度なんて調べもあるようです。それを考えると猫の視力は0.06程度と考えれば、確かに眼鏡が必要なレベルで、眼鏡がなければ、モノの形は把握できるけど、細かい部分まではよく判らないレベルの視力なのかもしれません。

そんなわけで、猫は飼い主が誰であるかというのは、その人のシルエットなどの情報を頼りに判別はできるそうですが、似たような体型で似たような服装をしていると判断に迷うこともあるようです。

そんな猫ですが、嗅覚と聴覚が鋭いため、人間ほど視覚に頼って生活をしていないため、多少目が悪くても生活にはあまり支障が無いらしく、家猫など同じ環境で生活していれば、仮に視力を失ってしまったとしても、位置関係やニオイを頼りに行動できるそうで、視力を失っているのに気付かないこともあるとか。

飼い主かどうかをシルエットでの判断が出来なくても、声やニオイからの情報で簡単に判断できるというわけです。

猫は動体視力が良い

基本的には目が悪い猫ですが、動体視力は良く、動いているモノに対しての視力は非常に優れているのだとか。狩猟動物なので、小動物を捕えるためには動体視力が良くないと調子が悪いのは解りますが。基本的な視力は悪くても、動いているモノは見えるというのも不思議な感覚です。

なので、猫は動かないモノは、猫の近くに居てもその存在に気付けないこともあるようですが、動いているモノであれば、少々遠くに居たとしても見つけることができるようです。

猫は色には敏感ではない

猫は目が悪いついでに、色の識別もあまり得意では無いようです。
一応識別はできたりするようですが、人間ほどは鮮やかに見えたりはせず、猫の見る世界は、彩度の低いグレーの世界に近いのではないかと言われていたりします。特に赤色の識別はあまり得意では無いようです。

猫の視力は暗闇に強い

視力も良くなくて、色の識別も苦手な猫ですが、暗闇の中での視力は良いようで人間の6倍程度の感度があるとか。基本的に猫は夜行性ですから、夜に視力が良いというのも納得できるところです。ちなみに紫外線も見えているらしいです。

暗闇に強いと言えば、赤外線カメラをイメージしてしまいますが、赤外線カメラも色表現はほとんど無いので、猫の目自体が赤外線カメラのようなものなのかもしれないですね。

猫の視野は280度

一般的に人間の視野は210度と言われていますが、猫の視野は280度もあるようです。つまり、正面を向いていても自分の斜め後ろあたりまで見られるほどの視野ということになります。

猫の目の不思議

猫の目が変わるのは何故?

コロコロと良く変わることを表現する時に「猫の目のように変わる」などと言ったりしますが、猫の目(瞳)は、丸くなったり、縦に細くなったりします。

人間でも瞳孔が開いたり閉じたりするのは起きる反応ですが、猫の場合はそれが極端で、明るい所では点や線のようになるまで細くなったり、暗い場所ではまん丸になるほど大きく開いたりするのが特徴です。

猫の目が光るのは何故?

猫の目が暗闇で光るのは誰しもが知っているところで、道路の境界を分りやすくするために道路に埋め込まれた反射する石を「キャットアイ」などとも読んだりするように、猫の目は暗闇で光を受けると発光しているかのように光ることがあります。
これは夜中でもよく見えるようにタペータムと呼ばれる輝板、いわゆる反射板のようなものがあり、それが反射するため。

青い瞳の子猫

猫の瞳の色は黄色だったり、オレンジだったり、青色だったり色々なパターンがあると思いますが、生まれたばかりの子猫の目はみんなみんな青色なんだそうです。これは、瞳の色はメラミン色素の多寡で決まり、子猫時代にはまだ色素が沈着していないため、色素が薄い時の色である青色になるというわけです。しかし、この特徴があるのは生後3〜4ヶ月程度までで、以後は色素が沈着し本来の色に変わっていきます。ちなみに、色素が多くなると茶系になり、色素が少ないと青系になります。

左右の瞳の色が違うオッドアイ

一般的には白猫に多く出現するそうで、専門的には「虹彩異色症」と呼ばれる虹彩の異常でオッドアイの猫の青色側の目には視覚障害があることが多いようです。

視力を失った猫と暮らす

猫は人間ほど視力に頼った生活をしていないようで、家猫などのように、あまり変化の無い場所で暮らしている場合、ほとんど視力障害を感じさせない程度に行動が出来るため、飼い主ですら気付かないようなことも珍しくはないようです。
なので、基本的には健常な猫と暮らす場合と変わらない生活を送れるようですが、部屋の模様替えなどは猫を混乱させることにもなりかねないので、控えるのが良いとのこと。

動画はオスカーと呼ばれる先天的に目の見えない子猫ですが、まるで見えているかのようにオモチャで遊んでいます。視力がなくても、音やニオイ、空気の流れ、ヒゲなどを活用すればなんとかなるようなのですが、いやはや驚きです。

猫の目についてのまとめ

・猫の視力はそれほど良くない
・猫は人ほど視力に頼って生きていない
・視力よりもヒゲがなくなることの方が困るようだ
・視力は悪いけど、動体視力と暗闇視力は良い

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