猫の舌と言えば猫舌。
熱いモノが食べられない人のことを猫舌などと言ったりしますが、猫が熱いモノを食べられないことから生まれた言葉のようです。
猫は熱いモノを食べられない
実際に猫は熱いモノは食べられないようですが、猫に限らず、犬やその他の動物なども基本的には熱いモノは好んで食べない、食べられないというのが普通のようです。
そうれもそのはずで、自然界では、食べ物に火を通して食べる、ということがありませんから、動物の身体が熱い食べ物に適応していないのは当然のことと言えます。
猫の舌について
猫の舌はヤスリ状
猫の舌は人間の舌と違って、尖った突起が舌一面に付いていて、表面はザラザラとしたヤスリのような状態です。これは、日頃のブラッシングをする時に、櫛のような役割をしたりするのに役立つというわけです。
他にも元来肉食なので、獲物を捕らえて食べる時にも、獲物の肉を骨から剥がし取るのにもザラザラの舌が役立ちます。
猫の味覚
猫の舌は甘みや塩辛さをを感じる味覚がほとんど無いとのこと。なので、甘い物を食べても、塩辛い物を食べても何も感じないようです。
猫の舌の形をしたお菓子
ところで、猫の舌の形をしたお菓子があるのをご存知でしょうか?
実はフランスの伝統的なお菓子「ラング・ド・シャ」がそれ。
フランス語で、ラングが舌でシャが猫、ということで形が猫の舌に似ていることからこの名前が付いたようです。
猫の舌のまとめ
・動物全般に猫舌である
・猫の舌はザラザラしていて毛繕いや食事に役立つ
・猫の舌の形をしたお菓子はラング・ド・シャ