猫が好きな物、それはストーブ。
冬の寒い時期になると、ストーブの前から離れないくらいに、猫はストーブが大好き。とっても寒がりな猫にとって、ポカポカと暖かいストーブは、くっついて離れたくないくらいに大好きな物ですよね。
しかし、ストーブは熱を出しますから、猫にとって危険な事が多いもので、火傷をしたりする猫もいるようです。
危険だからと言って、猫からストーブを取り上げてしまうのも可哀想なので、冬場の猫が、ストーブと上手に共存できる方法について考えてみたいと思います。
猫とストーブの危ない関係
ストーブがあることで、猫に幸せを与える反面、危険な事も多いのがストーブ。どのような危険があるのかをまとめてみましょう。
猫の毛が焦げる
ストーブに近づくと暖かいので、猫はストーブに近寄ります。近寄ったらその場所で丸くなったりして眠ったりするのですが、それで毛を焦げたりするようです。「猫 焦げた」などの言葉で検索すると沢山の事例が出て来ます。
毛が焦げる程度で済めば良いですが、火傷をしてしまったり、低温火傷になってしまったりして大事になることもあるでしょうから、猫がストーブに近づき過ぎているな、と感じたら、火力を弱めるなり、猫をストーブから離すなりして、対応舌法が良さそうです。
毛だけではなく、猫にとって大切なヒゲも焼けてしまうことも多いようで、ヒゲが焼けてしまうと、猫は歩くのにも一苦労な状態になるので、充分注意してあげる必要がありそうです。
猫が火傷をする
石油ストーブなどは、猫から見ると、非常に良いステップ台に見えたりするようです。そのため、タンスの上からストーブの上に飛び降りたり、あるいは床からタンスの上に移動する際に、ストーブの上に飛び乗ったりして、思わぬ火傷をしてしまうこともあるようです。
こういった事故はストーブに限らず、ガス台などでも有り得る事故のようですが、足の裏を火傷してしまっては、行動もままならなくなってしまい、猫にとっては非常に大きなストレスになります。
予防策としては、タンス等猫が登れる場所の近くにストーブを置かない、夏場など、ストーブを使わない時期はストーブを片付けておくなどが良いようです。夏場はストーブを使わないので熱くなることもなく、猫はストーブを台として認識してしまうため、ストーブの上に乗ってしまう事故が起きやすくなります。
また、猫が乗らないようにヤカンなどを乗せるなどをする人もいるようですが、万が一猫がひっくり返したりすることを考えると、非常に恐い気がするのは僕だけでしょうか。
猫が火傷をした時の対処法
基本的には人間と同様で、火傷をした部分を冷水や氷で冷やして、症状が重いようであれば病院へ連れて行きましょう。
猫とストーブの対策
猫がストーブに近づき過ぎたり、飛び乗ったりしないためには、やはりストーブガードなどを使うのが定番のようです。
一般的には子供がストーブに近づき過ぎないためのものなので、天面が開いていたりするものがほとんどですが、猫対策であれば、天面まで網が有る物の方が良いと思います。
ちなみにファンヒーターのように熱風が吹き出すものは比較的安全だと思いますが、それでも吹き出し口ガードなど用意するだけで、さらに安全度がアップします。
猫ストーブという名の薪ストーブ
Photo via:http://www.saitama-kita.jp/other-manufacturing/247-yomoda.html
猫とストーブにはあまり関係ないかもしれませんが、世の中には、猫ストーブと呼ばれる、薪ストーブがあります。一般家庭で使うようなストーブではないですが、話のネタとして知っておくと良いかもしれません。