猫跨ぎ
魚が好きなはずの猫でも、またいで通るというくらいに、まずい魚のこと。
まずい魚や、捨てるほど大量に獲れる魚を表現する際に使われることが多いようです。他に塩漬けの魚(塩鱒・塩鮭)を指す場合もあるようです。
関西圏では、身を綺麗に食べて、骨だけになった魚のことを指す場合もあります。
いずれにしても、食べようと思っても、猫さえ食べない(食べられない)魚の例えとして使われることが多いようです。
転じて、誰もとりあわない存在や人を指す言葉としても使われます。
特定の魚として、産卵後に味の落ちたヒラメや鮭などが挙げられるようです。
慣例
鮭の猫またぎ
塩っからい鮭のこと
用例
・(塩辛い鮭を食べて)「こりゃあ猫またぎだな」
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